漢方体験

４４歳　男性

極度の不安症。
細やかな事や人の言動を深読みしたり裏を読んだりしては自分にとってネガティブなことに結びつけ、不安になったりストレスになったりしていた。
１年前に胃がん検診でひっかかり（結果は良性でした）それを機に不安症が悪化。
夜も寝られない状況に。
心療内科を７件ほど回るも「胃のことは胃腸科で聞け」とか「薬は出せるが性格だから治すのは難しい」とか、そういう回答ばかりで出すものを出したら帰れ、という姿勢を繰り返され、もうどうしたらいいかわからない状況の時に、こちらのサイトから杉山先生の存在を知り、遠方ではありますが相談の予約をとりました。

ほとんど門前払いに近いような扱いを病院で受けてきた私にとって、何もかもが新鮮な時間でした。
ソファに座りお茶が出され、そして先生の優しさ。
結果的に次の相談の方がたまたま遅刻されておられたこともあり、１時間半くらいいてしまいましたが、今まで溜まりに溜まっていたものがすべて吐き出され、先生のお話も今までどの医師が話したものともまったく違う希望にあふれた内容でした。
もう良くなる要素などどこにもない、と思っていた私にとってこの時間がどれほどの救いになったのか、言葉では表現できません。
家に帰り、先生にいただいた漢方薬を１回飲んだその夜、検査後ほとんど１年ぶりに朝までぐっすり眠ることができました。
これもどれほどありがたかったか・・それからまだ１ヶ月経った程度ですが、体のだるさや不安感、そして何より絶望感がまるで無くなりました。
今までのことを思えば奇跡に近いことです。
今回のことを経て、おざなりな薬を渡すだけの治療や患者のことを考えないベルトコンベヤーのような形の治療っていったいなんだろう、とすごく考えさせられました。
話を聞いてくれる、明確な答えをくださる、そしてなにより希望を与えてくださる。
杉山先生にとって当たり前の事であるとおっしゃっていたことが現代人に最も求められている本当の意味での治療ではないか、と心から思います。

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